ふとしたきっかけで、昔のあの曲が無性に聴きたくなることありませんか?
TV CMの曲、店で流れていた曲、などなど...
私もここ最近そんな曲が増えてきて、会社から帰ると、CDの山をあさって
発掘し、iPodへ....
最近おじゃましている音楽関係のブログの皆さんの所に書いてあった
アーチスト、ラジオで聞いた曲、友達との会話に出てきた曲など。
今日は、洋楽の泉さんのキャンディ・
ダルファー、ミーナさんのMALTA、
そして、飲んでいてなぜか話題にでてきたYMOを発掘。
MALTAの名前を聞いたら、言いたくなったので、ここからは、
「MALTAを語る」
に変更(笑)
MALTA 丸太良昭。日本人のSAXプレイヤー。ジャンルは、FUSIONかな。
1983年、当時好きだったスペクトラムの新田一郎がホーンアレンジをして
いるとのことで知りました。そう、それまでは、トランペットが好きでした。
聴いてみると、曲もかっこいいし、なんといっても、それまで聴いたどのSAX
プレイヤーよりSAXの音がとてもきれい。とくに、すーっと抜けてゆく感じが
とても心地よかったのです。
芸大卒、バークリーを半分の期間で卒業して、そこで教鞭もとって、ライオ
ネルハンプトン楽団のコンサートマスターとすごい経歴だそうですが、単純
に音色とかっこいい曲に夢中になりました。
この間ここでも書いた、元ジャーニーのスティーブ・スミスは、バークリー時代
の彼の生徒のひとりだったと当時ラジオで聞いたように思います。
そして、1984.11.17 五反田の簡易保険ホールのデビューライブ。見に行き
ました、私。
最初の登場は忘れもしません。演奏が始まっても、姿が見えないのです。
しばらくすると拍手がぼつぼつと...なんと天井からSAXを吹きながら降りて
きたのです、この人!
拍手は降りてくるのが見えた後ろの席の人から起こったものでした。
わざわざ天井から降りてくるSAXプレイヤーなんていたでしょうか!? 笑
"Autumn Places"というきれいな曲を吹いていたら、突然途中で吹くのを
やめてしまい、語りを始めたと思ったら、「Autumn Placesという曲です。
日本語で言えば秋場所。ちょうど秋場所の季節で...」 ずっこけました。
でも、当時カセットテープのCMに使われていた「MIDNIGHT TRAIN」を
はじめ、最後はしっかり盛り上げて終わり、満足して五反田の駅まで歩いた
のを思い出します。
腕は一流、曲はかっこよく、お客を楽しませるショーマンシップあり、そして
きれいな音と、SAXっていいなぁと、その後の私をSAX好きに転向させた
張本人でした。
同時期にFMで放送されたこのライブの模様と、NHK FMのスタジオライブ
のエアチェックテープは今でも宝物です。
キャッチコピーは、「優しいゲームが始まる」
最初の3枚はレコードでした~

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