今週のお稽古 ~キョンシー~
稽古のはじまる前、ストレッチなどをしていると、
先生がホワイトボードに足の裏の絵。
"湧泉"
丁度、足の裏の真ん中あたり、湧泉で立つのが基本という解説でした。
両足を少し開いて、少し腰を落とす。
この時、足は突っ張らないで、もちろん両足均等に力がかかるように。
これが、なかなか難しい。
私の場合は、どうしても右足側に力がかかってしまいます。
「ん~右腰が悪い?」
どうでしょう? そうかもしれません。
続いて、横から見た人間の立ち姿。胸のあたりがふくらんでそった
ような感じの絵と難しい漢字4文字。
含胸塌腰「がんきょうとうよう」
胸を反らさないで、内側におさめる感じ。
すると、ずぅっと力が下に落ちて行きます。
なんだか、どっしり構えられるような感じがします。
その他にも、同様にホワイトボートでの説明と、実際の動作とで
基本である、気沈丹田、沈肩墜肘、虚霊頂勁 という言葉とその意味、
動きを教えていただきました。
(これらの意味と動きはまた次回のお楽しみ)
なるほど、これまで、先生に「はい、もう少し腰を沈めて」、
「体重をのせて」、「ゆるめる」と言われていたことが、どうして必要に
なるのか、どういう意図であったのかが、よ~く理解できました。
ずっと練習をしてきて、形だけではなくて、その意味がわかる時
なんだかとっても嬉しい日になりました。
そして、先生のお手本を見ると、確かにその通り。
これまで、"先生がするとどっしり力がかかったような感じがするなぁ"
とか、"ぶれないなぁ"と感じていたのは、すべて、これらの基本にそって
動いていたからでした。
さあ、わかったところで、ホワイトボードに書かれている文字を見ながら、
これらを意識しながら、老架一路の最初から練習です。
確かにそれらしく出来たものは、ずんっとおさまりますし、安定してきます。
でも、まだまだ意識しすぎて、かえってメロメロになったり、動けなくなって
しまう動作ばかり~
大切な教えの言葉ですが、なんか顔にお札を貼られて動けなくなるあれみたい...(笑)
◆趣味悠々の太極拳講座終わってしまいましたね。
全然知らない方には、難しかったかなぁ。でも、始めると面白いですよ
お問い合わせは kasumi.chinsiki@gmail.com

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